>まる様

元メッセージ

ご感想ありがとうございます! 返信にお時間を頂いてしまい大変申し訳ありません。
初めての本作りに取り組む上で、まる様のリプライにとても勇気づけられたことを是非お伝えしたいと思っておりました。お恥ずかしながら不器用なもので、随分お待たせしてしまい申し訳なかったのですが、おかげさまで無事完成させることができました。お手に取って頂けただけでも喜ばしいところ、さらには個別のご感想まで頂いてしまってまこと恐悦至極です。異母兄弟への熱い想いが綴られたメッセージ、当方も隅から隅まで読ませていただきました。ありがとうございます……!
的外れだなんてとんでもないです! 敢えてのすれ違い風だったり、(主に尾形が)無自覚だったり慎重すぎたり言葉のキャッチボールで消える魔球を投げたりしてもバックグラウンドには互いの愛が存在すると自身信じて書いてきて、解釈の核にしているところなので、その点を汲んでいただけて本当に嬉しく思います。仰る通り、装丁も異母兄弟イメージでございました。カバーかけるなら絶対にやりたいと思っていた仕様で、控えめなキラキラにも気づいていただけて嬉しいです。両面ラメなおかげで、カバーをかけた状態でも袖の余白が光って見えるところにとりわけ勇作さん味が出せたかなという気がしています。
自分は実のところ一発で「これだ!」という文章を書けることが少なくて、たいてい一歩進んで三、四歩下がるような執筆の仕方しかできないでいるのですが(ちなみに『いつか別れてゆく人へ』は他の原稿と行きつ戻りつしてたのもあって完成まで約四ヶ月かかりました……)、胸に迫ると仰っていただけて大変報われた気持ちでおります。各フレーズにも触れてくださってありがとうございます、いずれもその時かなり吟味して書いたところで(裏表紙にも引いた一文と書き下ろしのラストは特にそうです)、こちらも思い返して胸が熱くなりました。3月という時節柄もあって、『山猫は祈らない』が自分としてもひとしお沁みる気がいたします。元々310へのレクイエムとして書いたものでしたので、哀切の涙を寄せていただけたこと、とても光栄に思います。

小説は読まれることで初めて完成するものと常思っておりますので、全体を通して想い合うふたりの物語として読んでいただけて、本当書き手冥利に尽きます。ご感想の端々からまる様の異母兄弟へのいたわりや敬意が感じられて、温かい気持ちになりました。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m

凍星

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